
| 「 | はい、 私はずっと、綾小路先輩のことを汚らわしく、暗い人間だと思っていました。 |
」 |
| ——七瀬翼 | ||
七瀬翼(ななせ つばさ)は、衣笠彰梧によるライトノベル《ようこそ実力至上主義の教室へ》およびその派生作品の登場キャラクター。
高度育成高等学校の1年生で、入学時に1年Dクラスに配属された。
普段は宝泉と行動を共にすることが多いが、粗暴な宝泉とは異なり、真面目な印象を与え、非常に社交的で言葉遣いも丁寧である。本気になると非常に冷淡になる。。
「暴力には決して屈しない」と自称し、Dクラスの一員として、自分自身の確固たる考えと意志を持っている。
ある理由により松雄の息子松雄栄一郎の死気に留めており綾小路清隆、そして彼に対して嫌悪感を抱いている。
学校側の評価:
| プロフィール |
|---|
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| 「 | 「私(わたし)」だけではこの「正義」を支えきれない、 だから、「僕(ぼく)」が支える。 |
」 |
| ——七瀬翼 | ||
Aクラスと高橋修、石上京、Bクラス八神拓也、Cクラス宇都宮陸、Dクラス宝泉和臣「学年を跨いだ特別試験で綾小路清隆を退学させる」という特別試験を共に課される。宝泉、天沢と協力して綾小路を退学させる計画を実行する。
ある理由から綾小路のことを非常に気にしている。彼と接触した後は嫌悪感に変わった。
特別試験の発表翌日の昼休みに宝泉と共に2年Dクラスを訪れ、初めて綾小路清隆、堀北鈴音、須藤健らと対面する。その際、宝泉が2年Cクラスの龍園翔らと揉め事を起こすが、事態が大きくなる前に七瀬が宝泉を説得して止めさせる。立ち去る際、宝泉は別の生徒である八神拓也とも揉め事を起こし、担任と協力して司馬克典再び宝泉を制止した。立ち去ろうとする際、「物音一つ立てず、極めて自然に」それでも気づかれたが探るような視線で綾小路を一瞥した。
特別試験の三日目、七瀬は綾小路と偶然出会い、自分なりに完璧だと思っている微笑みで話しかけた。二人の会話中、七瀬は宝泉が1年Dクラスを完全に掌握しようとしていることを綾小路に明かし、「私は決して暴力には屈しません」と言い放った。最後に、七瀬は綾小路を嵌めるために二つのクラスの会合を提案した。
特別試験の四日目、七瀬は綾小路、堀北の二人と図書室で会談し、綾小路と堀北に宝泉が1年Dクラスを掌握していることを確信させた。二人からの「宝泉と交渉したい」という要求に対し、七瀬は宝泉に電話をかけたが、綾小路を嵌める計画をより真実味のあるものにするため宝泉はその場で2年Dクラスとの交渉を拒否した。
特別試験の五日目、七瀬は再び綾小路、堀北の二人と図書室で会談し、「宝泉を追い落として自分がリーダーになる」という名目で、裏で二人と交渉することを提案した二人が1年Dクラスの将来を案じているかどうかを試すために堀北は七瀬の提案を拒否し、その結果、七瀬は正式に二人と協力関係を築き、「日曜日に必ず宝泉を連れて会いに来る」と申し出た。事後、七瀬は探るように綾小路へ「先輩はどのような方なのですか」と尋ねたが、綾小路は答えなかった。そのため、七瀬は「綾小路先輩はずっと邪悪で汚らわしい人だと思っていましたが、今のところ接してみた限りでは、普通の人のようです」と口にした。最後に、七瀬は綾小路の口から「プロテクトポイント」に関する情報を得た。
特別試験の七日目、七瀬と宝泉は約束通り指定の場所で堀北、綾小路、須藤の三人と会ったが、宝泉の法外な要求と不快な態度のせいで計画されていた交渉は決裂した。相手の三人が立ち去ろうとした時、宝泉は綾小路を陥れる計画を円滑に進めるために再び相手を激怒させ、堀北に一年Dクラスとは協力しないという決心をさせた。
その後、宝泉は装って利益を得られないと悟り、夜の22時に誰にも見られず監視カメラもない寮の裏で交渉することを提案し、堀北はその提案に同意した。しかし、交渉が始まると宝泉は前言を翻し、堀北と須藤に暴行を加えた。宝泉はが天沢盗んだ綾小路の牛刀を取り出し、自分を刺すことで綾小路を陥れ、退学させようとした。しかし、綾小路は予想に反して宝泉と格闘することはなく、宝泉の目的を見抜き、自らナイフを手のひらに突き刺させることで宝泉を制圧した。宝泉は自分が退学になるのを防ぐため、二年Dクラスと協力するという要求を呑まざるを得なくなった。綾小路の手の傷により、宝泉が自分を道連れにしようとしたという十分な証拠を学校側に示すことができ、宝泉がわざと0点を取って自分を退学に追い込むのを防げるため、綾小路は宝泉のプライドを利用して、特別試験で自分とペアを組むよう提案した。七瀬は無表情でその全過程を目撃した。綾小路たちが一年Dクラスに対して意図的な報復を行うのを避けるため、七瀬は二年Dクラスの三人に「綾小路清隆を退学させる」という特別試験について説明し、「綾小路先輩はこの学校には相応しくないと思います」と口にした。
| 「 | 綾小路先輩も、あなたの学園生活に悔いが残らないことを願っています。 | 」 |
七瀬翼は綾小路に話しかけ、自分のことを恨んでいるか尋ねる。否定された後、雑談の中で次の試験で動きがあることと、1年Cクラスの男子生徒が一人退学したという情報を綾小路に明かした。
と宝泉和臣、天沢一夏同盟を結び、無人島試験で共に綾小路を退学させる計画を立てる。
同盟を計画している際、天沢一夏のビンタを受け止めた。
| 「 | もし二度と会えなくなったら、もし大好きな人に二度と会えなくなったら、自分の好きだというこの気持ちを伝えることもできなくなってしまう。 | 」 |
二度目の無人島特別試験において、七瀬翼は意図的に同じグループの天沢一夏と宝泉和臣単独行動をとり、かつ綾小路清隆のルートマップと同じであり、七瀬翼個人の強い希望により、綾小路清隆同行を余儀なくされるが、彼女自身は綾小路に自分の存在を気にせず、綾小路にとって最適なルートを選ぶよう繰り返し強調した。しかし、実際にはあまり意味がなかったことが証明された。
アニメをテーマにした課題に取り組んだ際、正答率は25%で、綾小路の20%と伯仲していた。
池を初めて見た際、彼が悩み事を抱えていることを鋭く見抜き、彼が立ち直るよう励ましたが、同時に自分も励ましの最中に理由のわからない涙を流した。
3年生と共に行われたビーチフラッグの課題で、軽々と1位を獲得した。
小宮ら二人の負傷を発見した後の調査の途中で、隠れていた人影を見つけて追いかけ、その特徴的な髪色を目撃した。同チーム天沢一夏の赤い髪色
最後に綾小路を山頂へと誘導して対決し、七瀬は武力を行使して教師に発覚させることで綾小路を退学させる計画を立てていたが、綾小路がそう簡単に嵌められるはずもなく綾小路は回避だけで七瀬の攻撃をことごとく受け流し、その後七瀬は実は自己暗示による偽装であるもう一つの人格へと作り出された松雄栄一郎が、それでも徒労に終わり、最後には綾小路への攻撃を続ける自信を喪失した。
かつて綾小路の入学を助けた松雄の息子と七瀬は幼馴染であったが、彼は綾小路の父親の迫害によって自殺してしまった。進学時に月城理事長そこで綾小路がホワイトルーム出身であるという事実を告げられ、綾小路を退学させる手助けをすることを承諾した。
このことを打ち明けた後、綾小路は父親とは異なるやり方を選び、七瀬翼に手を差し伸べて協力を求めた。七瀬はその細く滑らかな手で綾小路の手を握り返し、綾小路と共に父親に抗うことを決意した。綾小路の道具箱に道具が+1された
| 「 | 退学なんて怖くありません。先輩を守るためなら、私は何だってします。 | 」 |
七瀬は雨の中で天沢一夏、かつ彼女に対して強い警戒心を抱き、あの日追いかけていた相手が天沢であることを綾小路に告げる。
その後、綾小路と別行動をとり情報や動向を探り、と宝泉和臣共に椿桜子から1年生が綾小路を陥れようとする計画を知り、綾小路が椎名ひよりと共に夕日を見ていた翌朝、1年生の計画を綾小路に伝える。実は椿桜子がわざと漏洩させたものだった
| 「 | 綾小路先輩は学園生活の中で退歩するどころか、むしろ進歩しています。間違いなく、彼はこの国を左右する存在になれるでしょう。 | 」 |

左:2年Dクラスの生徒。明るく前向きな優等生。月城は彼女を通じて綾小路の詳細な状況を把握しており、また七瀬翼は一部の関係者しか知らないホワイトルームなどの情報を握っている。
森下、橋本、白石に、校則違反である2台目の携帯電話を所持し、月城と連絡を取っているところを目撃される(高育では生徒の外部との連絡は禁止されている)。内容は「予定通り、あと1年は綾小路先輩を監視し続けます」「やはり気になるのは石上京の方で……彼も私と同じく、ある役割を与えられています」「それと、1年生の中に少し気になる生徒が入学してきました」というもの。